被災者を応援したいという気持ちから支援物資を送ることで応援しようと思われる方も多いと思います。しかし、いくら良心で行った行為とは言え、受け手が必要性を感じていなければ、それは時として気持ちの押し付けになってしまうこともあるようです。
例えば、おにぎりやその他食品類が被災地に届きましたが、それにより需要と供給のバランスが崩れて大量の食品類が廃棄処分となってしまいました。また、送られてきた物品は配る環境が整っていなければスペースを奪うことになってしまいますし、環境が整っていないとゴミになってしまいます。その他にも、一人ひとりが自治体に電話をし、送り先等を聞くとなると行政のサービスが停止してしまう事もあるでしょう。
その良心を無駄にしないためにも、本当に被災者が必要としているニーズのある物を調べられる方法があったらみんなにとって嬉しいことですよね。
そこで便利なサービスがAmazonが提供している「ほしい物リスト」です。もちろん全てのニーズが調べられるわけではないのでこの方法だけで全てのニーズを拾い上げるのは難しいかもしれませんが、相対的にどんなものが必要とされているか、全体的なニーズを調べるのには便利なサービスなので紹介します。
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被災者のニーズを調べられるAmazon「ほしい物リスト」とは
ほしい物リストは避難所ごとに作られています。そのリストに被災者の方が欲しい物を登録し、応援をしたいと思っている方がリストアップされた商品を購入すると、その商品が運送会社により各避難所に随時配送されるAmazon社が提供しているサービスです。これにより被災者のニーズを知ることができ交通網を乱すことなく迅速に支援できます。
現在、熊本市武蔵中学校避難所等、8つの避難所リストがAmazonから公開されています。
Amazon「ほしい物リスト」活用方法
まずはコチラから公開されているリストを確認します。
このように各避難所のほしい物リストが一覧で表示されるので、任意の避難所をクリックします。
そうすると被災者がリストにほしい物を登録されていた場合、以下の様に欲しいものが表示されます。
※画像は東日本大震災のほしい物リスト
例えばクレラップを支援してあげようと思った場合は、そのまま赤枠の「ショッピングカートに入れる」ボタンをクリックし、購入手続きを済ませます。このほしい物リストを使って実際に購入される際にはAmazonアカウントが必要となりますのでお持ちでない方はアカウントを作成する必要があります。
「被災者のニーズを調べられるAmazonほしい物リスト活用方法」のまとめ
東日本大震災の時にはこのほしい物リストは活用されましたが、熊本地震に関してはまだまだ被災地の方が活用しきれていないようです。ニーズを知れる手段があっても活用されなければ効果がありませんので、まずはこういったサービスがあることの認知拡大が重要となります。TwitterやFacebook等のSNSを使って拡散させ現地の方々の認知が広まると良いですね。
関連リンク
今日はまだまだ認知の低いAmazonほしい物リストを使った被災者のニーズを調べる方法を記事にしました。
また震災関連で役立つ記事を書いていこうと思います。以下に関連する記事が表示されますのでよろしければご覧ください。
それではまた、ちくわでした。