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大手流通グループ「イオン」のプライベートブランドであるトップバリュの冷凍食品に細菌が混入されている疑いがあると報道されました。ダイエーと合併したり大型モールを出店したりと勢いがありますよね。私の家の近くのダイエーでもトップバリュの商品が売られるようになりました。私もイオンにはよくお世話になっており、トップバリュ商品のバーリアルを愛飲しています。それだけに今回の細菌混入報道は衝撃的でした。最近は本当に冷凍食品も美味しくなり、便利になってきましたよね。既に店頭では撤去されはじめているそうですが、今回イオンの何という商品に細菌が混入され、どこで製造しどこの店舗で販売されていたのかをリサーチしました。
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イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品に混入した細菌は何か?
私もよく購入するトップバリュの商品にリステリア菌と呼ばれる細菌が混入された疑いがあります。リステリア菌とは食品を介して感染する最近で食中毒を引き起こすことで知られています。自然界にも存在し、食品の製造ラインなどでも確認されている細菌です。食肉や魚介類だけではなく、野菜からも検出されています。また低温にも強く0~4度でも増殖が可能といわれており冷蔵庫の中でも菌が生き続けます。感染すると発熱を伴いインフルエンザに似た症状になり、最悪の場合、細菌性髄膜炎、敗血症などの重篤な全身性の症状もあらわれます。また、恐ろしいことに妊婦が感染すると流産や死産の原因になることもあるそうです。そんなリステリア菌は加熱には弱いらしく、しっかりと加熱調理すれば死滅するようです。
細菌が混入した疑いのあるトップバリュの商品名は?
今回報道された商品はトップバリュの冷凍食品である「トップバリュグリーンアイ オーガニックミックスベジタブル」と「トップバリュグリーンアイ オーガニックグリーンピース」であるそうです。いずれも調理時には加熱するでしょうが、野菜であるため、例えば夏だとしたら朝のお弁当に冷凍されたまま入れられる事も考えられますよね。先ほども記載したようにリステリア菌は加熱しないと死滅しないので場合によっては食中毒を引き起こしていた可能性もあると考えられます。夏はお弁当も傷みやすいので私もよく冷凍したまま職場に持ち込んでいましたが食べる前には必ず電子レンジで加熱するようにしましょう。
細菌が混入したとされるイオンの商品はどの国で製造されたのか?
トップバリュの商品というと韓国製のイメージを持たれている方も多いかと思いますが、今回リステリア菌混入の疑いのあるとされている「トップバリュグリーンアイ オーガニックミックスベジタブル」と「トップバリュグリーンアイ オーガニックグリーンピース」は、日テレのニュースによるとアメリカの工場で生産されたものであると言われています。イオンの発表によると現在アメリカ国内でリステリア菌が混入している可能性があるために自主回収を行っている CRF Frozen Foods 社の原料を使用していることが判明したそうです。
自主回収の対象になっている企業と店舗はどこか?
以下の企業と店舗が自主回収の対象になっていると発表されています。
イオンリテール㈱
イオン北海道㈱
マックスバリュ北海道㈱
マックスバリュ東北㈱
マックスバリュ南東北㈱
イオンスーパーセンター㈱
マックスバリュ関東㈱
マックスバリュン長野㈱
マックスバリュ北陸㈱
マックスバリュ東海㈱
マックスバリュ中部㈱
マックスバリュ西日本㈱
㈱光洋
㈱山陽マルナカ
㈱マルナカ
㈱イオンマーケット
㈱ダイエー
イオン九州㈱
マックスバリュ九州㈱
イオン琉球㈱
イオンビッグ㈱
アコレ㈱
ミニストップ㈱
㈱CFSコーポレーション
上記企業の「イオン」「マックスバリュ」「KOHYO」「マルナカ」「ピーコック」「ダイエー」「ザ・ビッグ」「ミニストップ」「ハックドラッグ」など約1800店舗。
対象商品のJANコード
「トップバリュグリーンアイ オーガニックミックスベジタブル」
4901810005420
※賞味期限が2017年6月14日、6月15日、6月17日、7月4日の商品
「トップバリュグリーンアイ オーガニックグリーンピース」
4901810005444
※賞味期限が2017年6月4日、6月17日の商品
まとめ
冒頭でも公言しておりますが、私もイオンの利用者でありバーリアルの愛飲者でもあります。色んな意見はあると思いますが、生産国内でリステリア菌が混入された事をいち早く察知し、大事になる前に自主回収とお詫びをしたその対応力はさすがイオンだと思いました。トップバリュも4種類に増え、安さだけではなく本当に美味しい商品も多くあります。今回問題が発覚したことで更に厳しい検査が行われるようになると思いますので私はこれからもイオンのトップバリュ商品を購入し続けます。
それではまた、なにこれ管理人のちくわでした。