こんにちは、ちくわです。
どうもこのところ疲れが溜まっているなーとは思っていたのですが、先日突然身体が動かなくなってしまいました。動きたい!やらないといけないことを片付けたい!という意思はあるものの身体が鉛のように重くなってしまい、ベッドから起き上がるのが困難になってしまいました。はじめは疲れているのだろうと思い、土曜日だったので一日中寝て過ごしたのですが、日曜日になっても月曜日になっても身体の重さはかわりませんでした。結論から言うと身体表現性障害(自律神経失調症の一種)だったのですが、様々な症状が身体全体に現れたので非常に辛かったです。
私の身体に現れた異変・症状
火曜日になり会社には出社できたのですが、以下のような症状が身体に現れました。
[身体面]
- 首が常に寝違えた時のように痛い(左側)
- 頭が中が膨張しているような感覚
- 頭がぼーっとする
- 思考力や記憶力の低下
- 常に身体が重い、眠い
- 動悸、息切れ、ため息
- 吐き気、頭痛
- 上手に話が出来ない
[精神面]
- 焦燥感
- 不安感(仕事に対する)
- 仕事がしたいという気持ちはある(しかしできない)
[その他]
- 誤字が増える
- 簡単なタイピングミスが増える(「からだ」→「かだら」みたいな)
- 感じが思い出しづらい
このままでは仕事にならないので病院に行くことにしました。
インターネットで調べるとうつ病等の症状と似ていたため不安になりました。
病院での診断結果
心療内科で診てもらいたかったのですが、首の痛みを伝えたところ、まずは整形外科に診察してもらって欲しいと言われました。そして整形外科に行きレントゲンや検査をしてもらったのですが「ただの首痛」と診断されました。それをもとに心療内科で診てもらったところ「身体表現性障害」と診断されました。これも自律神経失調症に含まれる一つの精神疾患らしいです。
自律神経失調症の原因
人によって原因はそれぞれ異なるのでしょうが、私の場合は明らかに仕事のストレスでした。仕事の幅が多岐にわたっていることと退職者の引き継ぎ等のことで正直キャパオーバーになっていたところでした。当時は毎日夜遅くまで仕事をして夢でも仕事を見る程でした。私が診断された「身体表現性障害」の場合、通常怪我や痛みには、例えば骨が折れてるから骨折と分かるように、その痛みには何かしら目に見える原因があります。しかし「身体表現性障害」の場合、「ただの首痛」と診断されたように長期にわたる激痛でも原因を説明できない事が特徴です。精神的なストレスが身体に現れてしまったというその名の通りの症状でした。そういえば過去の同僚にも3ヶ月ほど咳が止まらず原因不明と言われ心療内科でもらった薬で咳が止まったという事がありました。このように自律神経失調症の場合、色んな検査を受けても原因が判明しないことがよくあるそうです。その方もストレスからくる咳だったようですので、やはり自律神経失調症の原因は精神的なストレスだと考えられているようです。ストレスにより自律神経が乱れ、身体のあちこちに症状が出る。こういった仕組みのようですね。
自律神経失調症の改善方法
結果的に私は1ヶ月間仕事を休むことになりました。病院の先生からは「普通の生活リズムを取り戻す」ように指示を受けました。私の場合、原因である仕事から離れてリフレッシュし、生活リズムを崩さず適度な運動をして過ごすようにしています。首の痛みはまだ治りませんが、鍼灸院に行き鍼治療をすることで改善の兆しは見えてきています。動悸や思考力の低下、身体の重さ等の症状は消えてきました。自律神経失調症の改善には、ストレスの原因から離れて規則正しい生活を送りリフレッシュするのが一番のように思います。
自律神経失調症とうつ病の違い
似た症状にうつ病という症状があるのですが以下の様な違いがあるそうです。
自律神経失調症はストレスが原因で自律神経のバランスが乱れ症状が現われる病気に対して、うつ病はストレスが原因で、脳内の神経伝達物質の分泌異常によって症状が現われる病気が違いである。との事です。どちらも心因性ですが不調箇所が違うようですね。
まとめ
自分は大丈夫だろうと私も思っていましたが、ある日突然症状が出てきました。私は早めに対処できたので長引かずに済みそうですが、原因不明の身体のだるさや異常がある場合は自律神経失調症を疑ってみてください。今はもう平気ですが、絶不調だったころは本気で転職や将来のことを考えてしまいました。もう元には戻れないと本気で心配したものです。もちろん仕事も大切ですが、身体が壊れてしまった後は会社はどこまで面倒をみてくれるのでしょうか?ご自分の身はご自分で守れるよう適度に仕事をしストレスと上手に付き合ってくださいね。
今日は真面目な話になってしまいました。この経験が誰かさんのお役にたてられれば嬉しいです。おかしいなと思ったら病院に行き、会社に相談してみてください。
それではまた。ちくわでした。