三菱自動車のガソリン代の補償額が判明[軽自動車燃費不正問題]

三菱自動車の軽自動車4車種の燃費不正問題を受け、eKワゴン・eKスペース・日産 デイズ・デイズルークス購入者へのガソリン代や国へのエコカー減税で返納に対するの補償額が判明しました。この問題は当ブログでも度々紹介させて頂いていますが、いずれも非常に注目度が高いので管理人もこのニュースに関しては常に追っていました。今回、三菱自動車は2016年3月期連結決算を修正し191億円の特別損失を計上したと発表したので速報でお知らせいたします。

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三菱自動車の補償額が判明!果たしてその金額は?

今回三菱自動車はユーザーが数値よりも余計に払ってしまっているガソリン代とエコカー減税の返納に対する補償として191億円を特別損失として計上しました対象台数は62万5千台に及ぶのでこれを単純に割ると1ユーザーあたり30,560円となりますが、今回5%~10%の燃費の水増しがあったとされているので、仮に10%をエコカー減税の返納費に当てたとすると1ユーザーあたりの補償額が27,504円となります。これをレギュラーガソリンの平均価格110円で割ると約250リットル分の補償となりますよね。そして、例えばekワゴンのカタログ数値が約29km/Lと言われてますが、日経トレンディ2013年8月号「エコ軽自動車実力テスト(一般道を3日間で約500kmを走るテスト)」によると、実燃費が15.6km/Lだったとされたので、この計算の場合、これは約3,900kmの距離相当のガソリン代となります。うーん。普通に車に乗っていると1万kmってすぐに超えてしまいますからね。2016年3月期連結決算での純利益は890億円でしたのでこれが多いのか少ないのかは見る人によって感じ方は異なるでしょう。

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三菱自動車の補償額は不当?予想を大きく下回った補償額

過去に野村證券が算出した予想の補償額によるとガソリン代だけで48,000円~96,000円とされていたので予想を大きく下回った結果となりました。しかしこの三菱自動車が出した補償額は社内調査に基づいて算出しているので国が行う燃費測定の結果次第では大きく増えることもあるでしょう。そのため、補償額がいつ購入者に返金されるかはまだまだ先の話となりそうです

まとめ

当ブログでも非常に注目度の高い三菱自動車の補償額の件ですが、まだ全ての見積が終わっていないため今後も補償の費用は膨らむと見られています。それにしても純利益が890億円ってすごいですよね。一方で三菱自動車を主要取引先とするサプライヤーでは従業員を自宅待機させている企業もあるようです。もちろんディーラーだって苦しいでしょう。なんだか光と影が見えてしまいそうですよね。

 

今後もなにこれではこの問題についてリサーチを続けていきたいと思います。

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それではまた。ちくわでした。

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