「クリスヴァンコーネル」の新曲”an eve”のPVに三原勇希さんが出演したのをきっかけに「なにこれ」では「クリスヴァンコーネル」の音楽に魅せられて「クリスヴァンコーネル」の動向を追っています。今回は、どこよりも詳しく「クリスヴァンコーネル」について記事を書こうと思います。
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6/8に発売された「クリスヴァンコーネル」の余暇と祝祭の全曲レビューと、知らない方向けにプロフィールを紹介したいと思います。アコースティックと電子音が奏でる心地よい音楽はどんなシーンでもマッチします。では、まずはバンドのプロフィールから紹介しましょう。
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クリスヴァンコーネル (chris van cornell)のバンドプロフィール
ボーカル後藤大輔を中心に2012年に結成。様々なアコースティック楽器と電子音を織り交ぜ、バンドルーツであるアイスランドの音楽、アメリカンカントリー、日本の音楽を織り交ぜた、どこか切なく懐かしいドリーミングなサウンドが特徴。またメンバーそれぞれに固定のパートがなく自由なイマジネーションにて楽器を演奏し歌うスタイル。ライブや制作活動は、メンバー四人の他にサポートメンバーを加えて活動。
chris van cornell official site
メンバーは後藤大輔さん(ボーカル/アコースティックギター/マンドリン/鍵盤/シンセサイザー)、カトウハルカさん(ボーカル/アコーディオン/シンセサイザー/ソプラニーノリコーダー/グロッケン)、ヨサナオユキさん(トランペット/フルート/アコースティックギター/シンセサイザー/グロッケン)、堀田明成さん(ドラム/木琴)の4名です。曲によってはゲストミュージシャンを加えたり、ライブではミニセットとして後藤大輔さんとカトウハルカさんがアコースティックで演奏をしたりする。
ボーカルの後藤大輔さんを中心に2012年に結成。バンドのルーツミュージックは、日本人のバンドでは珍しくアイスランディック音楽やアメリカンルーツであるブルーグラスやカントリーに日本の音楽を織り交ぜた夢見心地なな音楽を特徴としている。そして、メンバーのパート楽器を見てもらえれば分かるように、それぞれ固定のパートがなく、それぞれのセンスが際立つ自由度の高い演奏スタイルが特徴でもある。曲を聴いてもらえれば分かるが、それぞれの創造性の豊かさと音楽センスが素晴らしく、近年の日本のミュージシャンにはいない独創性の高いバンドである。男性ボーカルと女性ボーカルが織りなす絶妙なコーラスが印象的で、例えるならば、晴天の日に緑が茂った広い山脈を背景に湖畔の側でアンプラグドで楽しく演奏をしているようなイメージのあるバンドである。
概要を説明しましたが、とにかくアコースティックな音楽と男女のコーラス、電子音が心地よいバンドです。アイスランドのミュージシャンであるシガーロスを彷彿させます。シガーロスが好きな方はきっとはまることでしょう。
ボーカル/リーダー後藤大輔(左から2番目)の経歴
ボーカルでリーダーの後藤大輔さんはこれまでに様々なバンドで活躍されてきました。順を追って見てみましょう。
そもそも後藤大輔さんが音楽を始める事になったのは、14歳の頃、後藤大輔さんの親友に誘われてベースを始めたのがきっかけだったそうです。当初は後藤大輔さんの親友の紹介でイースタンユースやインディーズバンドを聴いていたようで、そこから時代を反映するかのようにメロコアバンドのコピーバンドをしていたようです。当時はAIR JAM世代と比喩されるように、メロコアが全盛期でしたね。私も同世代なのでハイスタンダードやファットレコードのバンドを好んで聴いていました。ギターやシンセサイザーのイメージが強い後藤大輔さんなのでベースをやっていたのは少し意外ですね。ちなみに小さい頃はお父さんの影響でアメリカのダンス音楽やR&Bを聴いていたそうです。
そんな学生時代を経て、2008年から「asphalt frustration(アスファルトフラストレーション)」にシンセサイザーとして参加します。バンドは2010年のAUTOCHROME TOUR FINAL in 代官山UNITの公演をもって活動休止してしまいましたが、当時はロックインジャパンやカウントダウンジャパンに出演をしていました。
その後、2011年にはビートクルセイダーズのボーカルである日高央さんのバンドであるヒダカトオルバンドに参加します。
そして2012年9月から自身のバンドとしてchris van cornell(クリスヴァンコーネル)を始動させました。
今では想像つかないですが、当時は金髪でノリノリでシンセサイザーを演奏しているスタイルが特徴だったそうです。
[クリスヴァンコーネル (chris van cornell)]ニューアルバム”余暇と祝祭”全曲レビュー
1.余暇と祝祭
タイトル通り、休日を連想させる楽曲。
祝祭の夜にホームパーティーを楽しんでいるところをイメージしている。パーティー中に抜け出して思い出話やこれからの事を話している。そんな楽しいシーンが想像できるような曲。このアルバムの顔となる一曲であり、メンバーのほとんどが一致してこの曲がアルバムの一曲目になったそう。
2.春の風に逆立つ毛
マンドリンの音色が心地よい一曲。
マンドリンの音色にマリンバ、グロッケン、手拍子、コーラスが加わりとても心地よい曲となっている。
3.an eve
三原勇希さんを迎えてPVが作られました。
後藤大輔さんが言うように、キャンプファイヤーの火の粉がはじける音、炎にの色に染まる森、そんな情景が浮かぶ楽曲。
しかしながら、どんなシーンでもスっと心に入ってくるメロディーが印象的である。
4.スローテンポ、スローライフ
ファーストシングルである「hand in hand」に収録されている「One day in may」の日本語版だそうだ。
コンセプトで言えば、最も「余暇」を感じることのできるメロディーと歌詞が特徴。家の中でくつろいでいる時にぴったりな一曲。
5.leave it to me
後藤大輔さんが音楽を始めるきっかけとなった親友に送った曲だそう。
男女のコーラスやトランペットがとても心地よく、どこか切なく、そしてどこか優しい気持ちの込められている楽曲。
6.昼のあいま
ガットギター、トランペット、トロンボーンと歌というシンプルな一曲。
そのギターからはどこか切なく夕暮れを連想させ、優しい歌声が耳の中に残る。
7.the novel
クリスヴァンコーネルらしさが出ている一曲。
サンプリングされた自然の音にアコーディオンの音色、そしてシンセサイザーの電子音は、ずっと聴いていられる一曲。
それはまるで、休日の二度寝のような心地良ささえ感じさせます。ずっとこのままでいたくなるようなドリーミングな楽曲。
8.フェアウェル
カトウハルカさんの歌声から始まる一曲。
大切な仲間と別れ際に「またね」って伝えている歌詞が特徴。その歌詞が言うように「大切な当たり前」を歌ったような一曲。
9.she said
クリスヴァンコーネルとして初めて作った曲らしい。
エンディングのソロパートはそれぞれアドリブらしく、この曲ではベースをthe chef cooks meの角谷翔平さんが担当されている。
ファーストアルバムである「hand in hand」にも収録されている曲だが、別の曲のようなアレンジになっている。
10.tatata
この曲もバンド結成初期にできた曲らしい。
ゲストコーラスとしてシンガーソングライターのえつこさんが参加している。
曲名のように「タタタ」とつい口ずさみたくなるような曲だ。えつこさんのコーラスも去ることながら、マンドリン、グロッケン、手拍子が実に心地よい一曲である。
[クリスヴァンコーネル (chris van cornell)]余暇と祝祭全曲レビュー&プロフィールのまとめ
三原勇希さんのPVをきっかけに出会ったバンドでありますが、改めてアルバム「余暇と祝祭」を通しで聴いてみると、いかに独創性が高く、優しい音色を奏でる素晴らしいバンドであるのかが理解できると思います。例えば、仕事で疲れたサラリーマン、家事や育児に追われているお母さん、受験勉強や資格試験で疲れきった学生さんは是非聴いてみてください。なんと言うか副交感神経が優位になり、とてもリラックス出来るようなヒーリングCDのようでもあります。
三原勇希さんが出演されたPV「an eve」のPVを貼りますのでよければご覧ください。
三原勇希さんも可愛いですが、きっとクリスヴァンコーネルの音楽にも癒やされると思いますよ。
今回は、6/8に発売された「クリスヴァンコーネル」のニューアルバム「余暇と祝祭」の全曲レビューとプロフィールを紹介しました。
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