総額100億円が換金されるキャンペーンが話題のPayPay(ペイペイ)のメリット・デメリットを多方面からまとめました。PayPay(ペイペイ)アプリをスマホにダウンロードすることで利用することができるようになります。正直メリットの方が大きいかなという印象ですが、PayPay(ペイペイ)のメリット・デメリットを早速見ていきましょう。
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メリット
簡略化される支出管理
これは電子決算全体に言えることではありますが、これまで現金決済のみで生活されてきた方にとっては大きな変革になるのではないでしょうか。支払い後にお小遣い帳やレシートアプリに記帳していたものが、アプリの機能で支払履歴を管理・確認できるようになるのでこれまでお小遣い帳やレシートアプリに記帳していた手間が省かれるというメリットがあります。
キャンペーン時の高い還元率
2018年12月4日から開始される「100億円あげちゃうキャンペーン」では、なんとPayPayを利用して支払った金額から20%相当のボーナスが還元されます。単純計算で250,000円分の買い物をPayPayを利用して支払うことで50,000円が還元されるということなので、これはかなりのメリットですよね。ただし、PayPayボーナスの付与上限は月額50,000円相当で利用期限があるようです。
クレカ連動
クレジットカードを登録することによって事前にチャージすることなく、レジで残高不足になったときにはクレジットカードから自動チャージされます。そのため、常にチャージをするという心配がいらないこともメリットと言えるでしょう。
個人間送金
PayPay残高にチャージしたお金はPayPayユーザーに送金することができます。現金が足りないちょっとしたときに活用できるメリットと言えるでしょう。
手数料なし(店舗メリット)
こちらは導入店舗のメリットにはなりますが、PayPay決済であれば初期導入費、決済手数料、入金手数料(ジャパンネット銀行)が無料で利用できます。クレジットカードから自動連携できるPayPayは実質クレジットカードと同等の機能を持ち合わせています。クレジットカード払いの場合、お店に手数料がかかりますがPayPayなら手数料がかからないので、お店側にもメリットが多いとかんがえられます。
決済端末の導入なし(店舗メリット)
電子決済を導入する際に必要が導入端末を用意・設置する必要がないことも大きなメリットと言えますね。
レジ渋滞の解消(ユーザー・店舗メリット)
これも電子決済全体に言えることですが、電子決済が普及するとレジで支払い回転が早くなることもメリットです。
デメリット
金額入力
スイカやEdy決済と違い、支払いには若干の手間がかかります。まず、アプリを起動し、QRコードをスキャンします。そして支払う金額はユーザーが自らアプリ上で入力し支払うボタンを押すという作業が発生します。この若干の手間がデメリットと言えるでしょう。
導入店舗の数
現時点ではどこでもPayPayを利用できるようではないようです。今後はファミリーマートやミニストップ、ヤマダ電機などでも導入される予定とのことですが、他の電子マネーの導入店舗数にはまだまだ及んでいないこともデメリットなのかもしれませんね。
アプリ依存(充電)
アプリ依存のため、スマホの充電が切れてしまった場合は当然アプリが起動できないため使えなくなってしまうでしょう。これはPayPayだけではなくQR決済全体のデメリットとも考えられます。今後はスマホがもっとスマートに充電できる装置が普及するかもしれませんね。
言いづらさ…
これはデメリットに含めるか迷いましたが、一応記載します。お会計の際に支払い方法を宣言するのですが、このPayPay(ペイペイ)が若干言いづらいと感じます。店員さん「お支払いはどうしますか?」ユーザー「PayPay(ペイペイ)で」。うーん、やはり何となく言いづらいです笑
PayPay(ペイペイ)の支払いについて
PayPayでは、入金済みのPayPay残高以外にもYahoo!マネーやクレジットカード、銀行口座からチャージすることができます。
ソフトバンクとヤフーが仕掛けているだけあって、Yahoo!との連携がとても便利です。
現時点では、JCBの場合Yahoo!カードのみが利用できるので、まだカードを持っていない方はこの機会にクレジットカードを手に入れてみてはいかがでしょうか。
入会と利用で大量ポイントが獲得るようなのでチェックしてみてください。
今後、国規模で急速に普及されることが予想される電子決済
中国では電子決済がすでに普及しており、場所によっては支払いの殆どが電子決済ですまされているそうです。中国のファーストフード店で日本人旅行者が現金で支払おうとしたところ、店員が現金での決済方法がわからず後ろから先輩スタッフが出てきたという話も聞いたことがあります。それくらい既に当たり前になっている場所もあるのですね。
日本ではまだまだ普及しているとは言いづらい電子決済ですが、国が消費税増税にあたり、クレジットカードなどのキャッシュレス決済を行った場合に2%分のポイントが還元される施策を打とうとしているように、今後は国レベルで電子決済化が進んでいくでしょう。
また、PayPayでは総額100億円が還元されるキャンペーンも実施するなど本気度も感じられます。個人的にも電子決済がもっと普及して欲しいと考えているので今後も応援していきたいと思いました。
【追記】PayPayの不正利用問題が発覚
残念ながらPayPayを使ったクレジットカードの不正利用問題が発覚してしまいました。
不正利用の確認方法、対策方法や補償について説明していますので、下の記事も合わせてお読みください。
【必読】paypayで不正利用被害が発覚!対策や補償はあるのか?確認方法は?